ニュー・ヨーク〜日暮れ迄  2007年6月24日

アムトラック 「レイク・ショア・リミテッド」で
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ニュー・ヨーク〜シカゴ  時刻表、他


ニュー・ヨーク、ボストン〜シカゴ間時刻表時刻表 表紙(開いた状態)
サウス・ベンド〜シカゴ間で東部から中部時間に変わる



 乗車券の半券。49は列車番号。Yは(エコノミー)座席車。Sは寝台。

下は領収書。旅行代理店を通しているので航空券を使用している。アムトラックの窓口で出している切符とは異なるかもしれない


持ち込み荷物は一人につき 71X55X35cm以内で重さが約24kg迄が2個迄。
  手持バッグ、ラップトップ・コンピューター、ベービー・ストローラー、チャイルド・カー・シート等は含まれない。

  寝台車の場合、手荷物は客車の扉迄無料で運んでくれるがティップが必要。

預ける場合は一個につき約24kg迄が3個迄が無料。それ以外に3個も預けられるが有料。
出発30分以上前に手続きを済ませる事。

大きな駅では到着後30分以内に引き取る事ができる。小さな駅で係員がいない場合、車内に持ち込まされる事もある。



@AB

            @ ヘンリー・ハドソン・ブリッジ右がマンハッタン、左がブロンクス。 右端の星条旗が見えている場所はフォート・トライオン・パーク。独立戦争時の砦の一部が残っている。
                                      橋は2階建で上り下り線が上下に分離されている。
                                      暫く走るとソウミル・リヴァー・パークウェイとなり北に向かう(橋の部分だけ有料)
                                   列車はハドソン河沿いの水面近くを走るので、マンハッタン側では見る事が難しい。我々の個室は残念ながら川岸側。


            A ここはイースト・リヴァーとハドソン河とが合流する場所で、上の写真の場所は線路から三角形に川側に張り出ている箇所。
                                 列車はイースト・リヴァーの川口に架かる珍しい回転橋(普段は川と平行、列車が来る前に90度回転する)。
                                     昔、枕木や橋脚保護用の材木が燃え、長い事使用されていなかったが、グランド・セントラル・ターミナルは列車の接続に不便、通勤列車の本数が増えた事、
                                     等により外されて修理された後、艀から、これ又修理された橋脚に据えられた。

                                     見えている線路はメトロ・ノースの通勤電車/列車用。微かに見えている建造物はスパイトン・ダイヴィル駅の跨線橋。
                                     リヴァーデールの住人が結構乗り降りする。この付近は狭隘で線路は2線(この前後は複々だったが現在は3線) 1960年代迄は「20世紀特急」等が走っていた。


            B ヨンカース市駅の隣にある川崎重工の車両工場。昔はオーティス・エレヴェーターの工場だった。
                                     並んでいるのは完成したニュー・ヨーク市の地下鉄車両。川崎製の車両は評判が良く、入札に落ちても、条件付で川崎にも製造が回る事もある。
                 競争相手はボンバルディア(元々はカナダの会社)だが、仕上げが荒いし、故障も川崎に比べると多いようだ。

                 ヨンカース市は「ハロー・ドーリー」に出てくる街だが、ハドソン河沿いの工業が移転するにつれ寂れ、一時、倒産した。再開発で駅の周辺も賑やかさを取り戻している。


CDE
            C アルバニー・レンスレスラー駅
                 アルバニーはニュー・ヨーク州の首府。駅は郊外にあり、木ばかりで、近所に大きな建物もない。ここでボストンとカナダからの列車が合流する。

                 ディーゼル機関車はGE製のP32-AC-DM。DMはデュアル・モードの略で、ディーゼル・エンジンで発電するか、通勤区間の第3軌条(実際に第3軌条で走行するのは
                 ペン・ステーションから暫くの間と見受けられる)から受電し、交流モーターで走行する。エンジンは3200馬力だが、列車用電源に300馬力とられる。
                 列車が長い事と、故障時の対策として重連で使用されている。


           D 寝台車
                 ヴューライナー・シリーズの寝台車。通路を挟んでの個室で向かい合わせのリクライニング・シート。上段は折畳み式。
                 小さなトイレと蓋を開けると手前に倒れてくるシンクが付いており、トイレの蓋とシンクの上部が上段の階段となる。
                 上段でも185X70cm のベッドで御覧の通り大きな窓がある。片側車端にシャワー室が二つある。寝台車使用の場合はダイニング・カーでの定食は無料。

           E モホーク川と思われます。まだニュー・ヨーク州


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