白紙


 ウォルフ・ポイントとその付近  2010年5月16〜18日   写真上をクリックすると拡大されます



出発する列車を見送って・・・              駅前広場正面。                      駅前通を右に見る。

 ウォルフ・ポイントはノース・ダコタ州境から西へ110km。 カナダの国境迄北に100km弱。 この辺一体は原住民の保護区、と言っても境界は無いので、言われなければ判らない。
駅から100mも離れると野原、北側は少し歩くと坂になり住宅が並んでいるが車は必需品。
そいうえば、この当時、村の役人の一人は日系人のようだった。そうだとしても 3世か 4世。

駅の北側にスーパー・マーケットが一軒。 銀行と郵便局、地域大学の分校はあるが、目立つ物と言えば、バーとカジノ。  カジノは原住民の収入源として許可されているのだが、観光客が来る訳でもないし。

驚いたのはマクドナルドがあった事。 ちょっとした買い物は西に70km程先のグラスゴーにホーム・センターとピッザ店等があるが、大きな買い物は、東に 140Km行ったウイルストン(ノース・ダコタ州)。 それでも間に合わなければ、数時間運転してビリングス市へ。
そこ迄行けばメジャーの国内線飛行機に乗れる。 アムトラックは1日1往復。



これ又、驚いた事に映画館があった。 人口1万人の村にも無かったのに。   駅東側のサイロと積み込み設備。

 駅の端に立っていたら、プシュッと微かな音が聞こえ、何かと思って覗いたら、ポリス・カーがこの高い建物の下に止まっていた。
もっとよく見ると窓を開けて空気銃を撃っている。 何事かと思うと、何とプレーリー・ドッグが地面から顔を出す。 モグラ叩きと同じで、当たらない。

気がつけば、駅前広場の芝生でも、あちら、こちらと顔を突き出していた。 殆どの日本人は鹿やリスを見て「カワイイー」と言いますが、全て、農作物はおろか木の川迄齧ってしまう困った動物なんです。
警官は昼休みに射撃訓練をしていたのでしょう。 人も歩いていませんからね。



   穀物列車。 バネから見れば、積車でしょう。  駅前通、3番目の写真の反対側を見る。    こんな道を120位出して隣町迄行くんです。


      全米で最初のコカ・コーラのボトリング・プラントとか言われたけどまさかネ。  110km/時程度で走ってます。


三方が丘で、こちら側を築堤と堰で作った貯水池です。築堤は50m程の高さでしょうか。 鹿の家族が見えます。下りの「エンパイアー・ビルダー」


これは何でしょう? 家庭ごみの集積所。 巨大なバケツに投げ込みます。  ウイルストンのファースト・フード店の屋根上に浮かぶ747に似た雲


 この一帯に電波を出しているTV,ラジオのアンテナ?  石油掘削用のパイプでしょう。         掘削ドリルの準備中。 これを立てる。


 隣町ウイルストンでは石油を汲み上げており、テキサスやカナダのプレートを付けた車も多く見かける。 駅からでは判らなかったが、住宅の建設が続いており、大きな街になっている。  ウォルフ・ポイントでは保全という事で禁止だったが、2011年に掘削の許可が出たようだ。


      下りの「エンパイアー・ビルダー」       上りの「エンパイアー・ビルダー」


                                            2段積みのコンテナ搭載車は薄い箱状になっている。

この下にヴィデオがありますが、見られるかどうか・・・ MP4 の HTML5 形式にしてあります。

90両近い100トン貨車が目の前を通過します。 ジェット・エンジンの様な音を響かせて。

(2分ちょっとの映像ですが、何故かストップ・ボタンが働きません。ジャンプはできます。)