ニュー・ヨーク〜アルバニー〜シカゴ 6月18日
ペン・ステーションに戻り、シカゴ行「レイク・ショア・リミテッド」に乗車する。
これで2007、2010年に続き3度目の乗車だが、今回は寝台券が売り切れで、先が思いやられる。
ハドソン河トンネルとペン・ステーション間の切り通し部で待機するロング・アイランド方面行の通勤・近郊電車。
以前は戦前の軽工業用のビルが立ち並んでいたミツド・タウンのハドソン河沿いも、今は再開発されている。
アップ・タウンに入ると河沿いの公園の下を走る。緑が多い。アーチの鉄橋は地下鉄のブロードウェイ・ローカル。この部分は土地が低い。
右:ヘンリー・ハドソン・パークウェイの基礎部。 鉄骨の部分はァート・デコ一様式で有名だったが、面影を残して再建された。
ジョージ・ワシントン・ブリッジの下を通り、ヘンリー・ハドソン・ブリッジを見ながら、ブロンクスに入る。
ブロンクス区の北は、「ハロー・ドリー」の舞台になったヨンカース市。川崎重エ(車輌)が鉄道車両の組み立てをしている。
左2枚:タレイタウン その右:GM車の貨車積み込みをしていた所と思う。
左2枚:川岸が入り江のように入り込んでいる箇所では埋立で線路をひいている。 右は火力発電所と思う。
プーキープシー駅の手前と駅。 改装中。 通勤列車はここ迄。 下3枚は有名な鉄道橋。昔の火事で使用不可能になったまま。
州都アルバニーの郊外。 駅も郊外。
ボストンからの列車を待つ。
6月19日
目が覚めるとクリーヴランドのフット・ボール・スタジアムが目の前に。 まだ3時半
旧ニュー・ヨーク・セントラル鉄道の典型的な深屋根駅舎(サンダスキー駅)。 タレイタウンも同じ。 残っているのは少ない。
エリー湖の南西、サンダスキー湾上を走る。 細い築堤部では水の上を走るように見える。 2007年通過時は列車の反対側で、気付くのが遅れ写真は撮れなかった。
2010年時は5月の下旬で未だ暗かった。見られるのは夏至の2週間前後。右2枚は半島状に突き出ている箇所。
左:ポート・クリントンの街を横切る。 次の2枚も築堤状を走行中。向こうはポート・クリントン湾を挟んでいる部分と思う。 右2枚:蒸気が出ているのは原子力発電所の冷却塔。
日の出は5時半頃と思う。
橋を渡ると、トレドの市内。
トレド(オハイオ州)駅からの景色。 昔の物流センターが見える。
右2枚: デルタと云う街外れに見えた製鉄所。 道路を挟んで又、製鉄所。 鉄鉱石からの一貫製鉄所ではない筈。
左2枚:エルクハートの駅。 最も重要な分岐点だった。 製鉄の街ゲーリー(インディアナ州)、下段の鉄橋付近は西隣のイースト・シカゴ。
1969年にグレイハウンド・バスで夜間、ゲーリーの郊外を通過した。かなりの距離だったが、コウコウと明るい製鉄所の建築物がえんえんと続くのが見えた。
右:ミシガン湖。ホワイティングという街のウイハラ・ビーチ公園。
アメリカの重工業が衰退する直前の景色だった。
右:ミシガン湖。ホワイティングという街のウイハラ・ビーチ公園。
シカゴ、カルメット川に架かる鉄道橋。 2本の橋だが、1本は使われていない。
左:遠くに見える橋も同じ川に架かる鉄道橋。 2番目に見えるのは道路橋。塔はその橋の跳ね上げ操作をする時の為。
右はシカゴ・ユニオン・ステーションの東側にあるランドルフ・ステーション方面へ行く線路群。
上下: ノーフォーク・サウザーン鉄道のマノー・パーク操車場、と言っても コンティナー・ターミナル。
右の橋はグーグル・アースで捜したが、現在は立体交差のようだ。 ラサール駅方面へいく路線。
シカゴ市内と飛行場を結ぶ地下鉄。インターステーツ、ルート94と併用。
シカゴ・ホワイト・ソックスの球場。 アムトラックのヤード。
上下: シカゴ・ユニオン・ステーション。 シカゴには1960年代には7つ程の駅があった。有名だったのは、デイァボーン、ラサール、ユニオン、ランドルフ等。
アムトラックはユニオン・ステーション。 他の駅も、郊外通勤、地下鉄用として使われています。
変な例えですが、東海道本線が東京、東北本線が上野、常磐線が日暮里、高崎線が池袋、中央線が新宿、総武線が両国。全ての駅が終端駅で接続が無い、
と考えれば以前のシカゴ鉄道利用客の状況が理解できるでしょう。 シカゴの場合、距離的には歩ける駅があったとしても、荷物がある乗換旅行者は大変だった。
ニュー・ヨークと西海岸を結ぶ直通列車は今でもありません(ニュー・オーリンズ乗換で、ありますが。以前はLA〜ワシントンDCでした)。