ブルックリン クリントン・ヒル地域 (周辺地域の写真とブルックリンの簡単な説明は後程)

(写真の上をクリックすると拡大写真になります)

1840年代になるとクリントン・ヒルはブルックリンの富裕層の住宅地となった。 1880年代から1890年代にかけてミリオネアーのマンションが立ち並んだ。
下の2列はチャールス・プラットのマンション。 自身の為と、3人の息子の結婚プレゼントに計4軒を建てた。   (この項Wikipedia参照)
                                   
アーチの所が車寄せ。(勿論、昔は馬車用)  建物の間は藤棚のようです。


上からの続き。  右の写真は裏から。



その他のマンション。 当時は一家族用です。  現在は、一家族住居か、階毎に貸している場合もあります。

    有名なプラット・インスティテュート(大学)。 アート、デザイン、建築部門は全米でもトップクラス。 創立時にあった工科は生徒数が減り、昔に廃科となっている。
    キャンパス内の作品は大学キャンパス・コレクションでもアメリカでトップ・クラス。

  左:多分、事務室のある建物だと思います。 911の後、セキュリティーが何処でも煩いので、確認しませんでした。

                             

                                   
  右と下左の写真は、学生か教職員の住居。 クリントン・アヴェニュー近辺には他にも大学があり、大学の周辺の建物は寮用として大学が所用しているか、借りている場合が多い。

                       
 3枚目: 改築中の建物。 歴史的地域の場合はなるべく同じ外観に戻さなければならない。 これは内側の横梁や重量支持壁以外を外すガッティング作業。 4枚目: 警察分署
 5枚目: VWもいろいろと見てきましたが、これは始めて。 オリジナルなのか学生がヴァンから改造したのか。

           
この上の列からはキャリエージ・ハウス。馬車小屋です。 マンションの裏通りには馬車を入れる小屋がありました。 小さいのは馬車だけ。 大きい建物では馬や、餌迄保管できました。     電話が引かれる前は、用人を送るか、紐で繋がれた鐘を鳴らす等して外出を知らせました。 階上は馬車係や使用人の住居。 自動車が普及するにつれてガレージとなりました。

 「麗しのサブリナ」で見るとおり。              富裕層がマンハッタンや郊外に移るにつれ、環境が悪くなりましたが、住居の値段が高くなるにつれ、ブラウン・ストーンよりも格安で買えた
  キャリエージ・ハウスにも目が向けられました。 外観は新築当初の雰囲気を残し、内部を完全に改築しています。

                     

           

                                 

         
                    左の建物がキャリエージ・ハウス、次は使用人用のアパート(?)。 その横2軒と次の写真の建物は改築してもねえ・・・住めないでしょう。

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