白紙


1996年10月

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                              @ A ニュー・ジャーシー州交通局 (NJ Transit)  GP40PH-2B   No.4208

     
                       B C NJ Transit   GP40-2  No.4301 非営業運転用 


                                                            これより下 Chesapeake & Ohio J-3-A  614

     

     

                    


@ A EMD GP40PH-2B  No.4208    Pは旅客用、Hは客車用電源供給装備。  EMD 645E3 16シリンダー/ターボチャージド  3000 HP エンジン。
 GP40 EMD 1965〜1969年にGP40としてEMDで製造され、ペン・セントラル鉄道が購入したもの、1993〜1994年に1974年の項で紹介した
 GE製 U34CH の取替機としてコン・レールが改造した。(No.4200〜4218)。  馬力は全出力走行用駆動時。


B C NJDOT EMD GP40-2       Non revenue   4300-4303    1965-1968    客車用電源無
     GP40-2 General Motors Electro-Motive Division、 General Motors Diesel(GMD) 1972 - 1986  1143両  B-B
     EMD 645E3   Turbocharged  16cylinder  3000 HP/2200KW
     アメリカ国内用に817両、メキシコ用に44両、サウザーン・パシフィック鉄道用の旅客用が3両、GMDがカナダ用に
 運転室/前の幅広モデルを 279両製造した。
     信頼性が高く、成功した機種だが前形機のGP40程は売れなかった。
 旅客用の需要がほぼ無くなり、重量貨物牽引用には3軸動輪台車の方がスリップし難いと言われた事もある。

チェザピーク・アンド・オハイオ(C&O)鉄道  J-3-A 型  No.614    1948年 ライマ機関車工場   4-8-4   1955年廃車
     全長約: 34m     機関車重量約: 217.5t  機関車/炭水車重量約: 393t 動輪上重量約: 128t
     動輪直径約:183cm。  シリンダー約 70X76cm  ボイラー圧: 17.6kg/cm2    火室面積約: 9.32m2
  C&Oは1935年から製造された J−3を含め12両の 4-8-4 を所有していた。
  1975年に B&O 鉄道博物館に収蔵されたが、1079年の扇状庫の火事により、個人所有のT−1 2101 が破損、機関車の交換が行われた。
  個人所有となった614は1980年に復元され、チェシー・システム(B&OとC&Oとの統合)内を走行。 1985年には原油の高騰に対処する為に
  石炭焚近代蒸機を使用する事が真剣に討議され、改良を施された上で走行試験が行われた。
  燃料コストではディーゼル機関車を下回ったが、故障等で最終的な比較は出来なくなり、ACE3000プロジェクトは中止された。 

  1996年にオーヴァーホールを終え、ニュー・ジャーシー州ホーボーケン(1971〜1972年の項と同じ)から北にニュー・ヨーク州に入り、
  ポート・ジャービス迄、3年間の動態運行を始めた(年に10日程という記憶がある)。 写真はこの時のもの。 この運行時に、26両の車両を最高
  126km/時の速度で牽引したという記事がある。


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